ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

生きる事に

疲れ果てて、ふと思い返して、10年前にここで出会った大切な人を
ネットで探してみた。

堂々たる顔で、思い切りアホな事してはった(笑)。
何やってんすか(笑)。

 

久し振りに笑った。
元気にしてくれてはって、ほっとした。

 

その時期はまだ付き合うという事すら出来なかった。
人を好きになったら、罵って、攻撃して、絶縁を繰り返していた。
あの頃は、誰かを想う度に泣いていた。
だって壊しちゃうの分かってるんだもん。
携帯を壁に投げつけて泣いたのも、一度や二度じゃ無い。
自分の魂が汚れているからだと、運命を呪った。
大切にしたい。ただそれだけなのに。

 

嫌われそうになると、相手の望む回答を返して引き留めようとする。
こないだの会合でも同じ事言ってる人が居てハッとした。
マジかよ。あんな地獄の業火で焼かれる様な苦しみをこの人も知ってるのか。

 

会合で仲良くなった方と、かなり話し込んだ。
愛情を求めてしがみつき、尽くし。離れられないように。
でもそれは恋愛じゃ無い。向こうにはいずれ分かる。
そして別離を切り出されると、縋り付く。
そんな魂が剥がれ堕ちる様なあの痛みを、あなたも知っているなんて。

 

‥こんなもんね、単なる別離の痛みなんてもんじゃ無いよ。
と、いうのを解って話してくれた10年前のあの人。

 

何の話だったか忘れたが、多分俺がなんかをちょっとずつでも
やってこうよつった時に、普段気丈な方が発した、
「できないんだよ‥」という弱気な言葉が、なんか印象に残っている。
文脈も文節も忘れてるのに。

 

確かにそこにあったものが、二人の記憶から消えて、
無かった事になる。

 

でも俺はもう、かつての俺の様に、消えたいとは思わない。
誰の記憶からも消えて居なくなってしまいたい、とはもう思わない。

 

定時日なのに‥くそっ。しんどくて起きていられない。
転職したい。やってられない。