- ワープアの友人は「裕福な老後」が待っているという。絶対現状維持では無理やで。家畜になって、糞もひり出せない程働かされて、癌で死んでいく。これが人間の営みなんか?都会に住むという事はそういう事なのかも知れん。
- 費用対効果で仕事を選ぶのも手なのかも知れない。
- 派遣のエンジニアという仕事は、いつでも求人を行っている。いつでも少し回りより給料が高いし、いつでも忙しい。要はブラックなんじゃないんか。それが楽しいなら良いんだろうけど。
- 「楽しい」という感覚が分からない。恋でもしていればそうなんだろうけど。いやそんな単純か?単純だわな人間。何かに没頭するという事を忘れた。見に行きたいライブの二つ共にバンド時代の対バン仲間が出てくる。顔見知りに会いたくない。弱ったなマジでその二つは行きたいんだよ仕事なんかすぐ休んでやるのに。
- あなたがもしも泣くというなら、この身を広げて、傘になれたら。
- やりたい事をやらない事を自分に強いているのは、無意識の内に、自分に罰を与えているのかも知れない。何故?あの人の愛を、勝ち取れなかったから?自分は生きる意味が無いから?子供を遺せないから?この世界に生きた証を遺せないから?
- 投資はまだ分かる。しくじった後のリスクを恐れている。でもそれも、少しずつ売買すればなんてことのないモノだ。創造は、音楽を創造する事は、自分にも世界にも何のリスクも無いはずだ。それなのにやらないのは、何故だ。俺はもう聴くCDが一枚も無い。自分の曲のアルバムを聴きたくて仕方が無い。誰よりも心待ちにしているのは俺自身だというのに。幾ら待っても販売されないよ、分かってるでしょう。日々の忙しさにかまけて疲れたふりをして何もしないのは卑怯だよ。
- 作者: ケリー・マクゴニガル,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2012/10/20
- メディア: 単行本
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- この本によると、疲労感は脳がこれ以上疲れない様に、エネルギーを出し渋る為に発生させるまやかしであるらしい。確かに疲れても、走ろうと思えば走れるし、出来る訳だ。合点がいった。好き嫌いあろうとも、この本は一読の価値があると俺は思うよ。
- 友人の居ない僕は本を読むしか無い。誰も居ないこの世界で本だけが友人だ。家族にこの本の素晴らしさを幾ら説いた所で理解されるはずも無い。それは別にどちらでも良い。この興奮と感動を、誰にもいう事も無いという事だ。それは少し寂しい事なのかも知れないけど、しかしそれはある種の贅沢なのかも知れない。得してるよな。
- バンドを辞めてから音楽からは手を引いた。引いたけど、捨てる事は出来なかった。楽器は常に最良、エフェクターは常に増える、アンプは買っては売り、を繰り返し、レコード屋で唾棄すべき新譜に唖然とする。カバーアルバムしか出せない新人に心の中で「シド・ヴィシャス!!!」と言いながらベースを振り下ろし抹殺する。恥ずかしくないのかアレ?俺の90年代ポップスを敵国民が汚して回るのもなんとかならんのか。
- そこで俺はガッツポーズ。音楽で生きていく事を選択しなくて良かったと。
- それも本当かどうか分からない。自分を良く思ってくれている人が何人か居る事自体が奇跡の様だ。
- 叫びたい。強烈に叫んで喉が張り裂けて死んでしまえば良いと思っている。毎日同じ時間に同じ場所に行って同じ事をやり続ける事にはきっと永遠になじめないのだろう。