ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • モーニングページを初めて三週間。腕が勝手に動きそうな時がある。「手で書く」という行為は、現代人が忘れがちなものかも知れない。同時に色々忘れてしまったものも、思い出させてくれるような気がする。
  • 「もし完璧な子供時代を過ごしていたらなっていたであろう自分を想像してみる」というワークで泣きそうになる。これはちょっと、自分には厳しすぎる言葉だ。もし子供時代を完璧に過ごせていたならば、間違いなくこんなになっていなかっただろうし。もっと人間らしく、素晴らしく、美しく在る事が出来た筈だ。生まれ育ったた環境で人間は決まる。金持ちだとかそうでないとか、そういう話ではない。心に欠陥を抱えるかどうかがそれで粗方決まってしまう。嘆いても無意味だし少しでもより良く、前を向いて歩いて行く事を我が残り少ない命に誓っているが、それでもとても悲しいのだ。幼い自分に、よくやってきたなと褒めてやろう。良く死なずに生きてきた。それだけでももう、ある意味充分だろうと。他の人間なら確実に誰か死ぬ奴も出てきただろう。お前は良く生きた。
  • ここまで行くと、もう本当の意味でもう良いかなとも思えてくる。しかし今朝、自分が死んでこの世界から完全に消え去る事を何故か想定した。今までそれをどれだけ望んで来たか数えようもないか、今の感覚ならば、それだけは避けたいと思った。自分の痕跡が、記憶が、為した仕事が、全て消えていく。自分もこの世界に干渉出来なくなって、別の宇宙に消え去ってしまう。今はまだ、と思う。悲しいのだ。消えてしまう事が。
  • ジョブズが、今日死ぬなら今日やる事と同じ事を君はやるのか?と問うた。それが答えだ。