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- 音楽の趣味が完全に合う人、性格が完全に合う人、別々の人。好きになった人。しかしもう今後その両方を備えた人なんていやしないだろう、それはさすがに贅沢すぎるわ、と思ってたんだけどね。
- 年齢を考慮してそう思ってるわけじゃない。適齢期やけども。その証拠につい先日までぼへーっとしてたんだし。でも今はなんとなくその子とずっと居られたら楽しいだろうなぁと漠然と思ってしまっている。前に好きだった人、性格が完全に合う人ともそう思ったけど、状況的にそれは叶わないと初めから分かっていたから変な安心感が無い訳では無かった。しかし今度は違う。残念ながら違うわけだ。良くも悪くも。
- 彼女もアダルトチルドレン。悲惨な過去を生きてきた二人。だが傷のなめあいではない。あくまでも前向きに。どうすべきか。依存しない為に、させない為に。割といのちがけ。
- ツレん家で鍋ってた時、ツレにはガキが生まれるし、別のツレはもう結婚しそうだし。そんな未来へのビジョン、自分には一切無かった。二日と家にいられない引きこもりは貯金も使い放題で、もうしぶしぶ就職するしかないんだが、一気に未来へのビジョンが開けてしまったというか。でもいいのかな?そんなんばかり。家を捨てる覚悟はあるのか、長年の呪縛を断ち切る覚悟が本当に貴様にあるのか、と問い詰めた所、割と簡単に断ち切れそうな(笑)。
- 俺はいつだって受動的だったなぁと思う。常に誰かの何かの為に生きてきたし、そうする事が全てだった。でも今回は違う。自分の希望と、相手の希望が一致しそうなんだよな。まだ最初だし何とも言えないんだけど、ずっと待ち望んできたものが現れたという確信があるのも事実。
- 30年こんなくだらない家の為に尽くしてきたんだ。もうしあわせになっても、いいんかね。悩んで、煮詰まって、困った時はいつも母親の妹の墓参りに行く。週始めのみなさんが働いておられる時にぼへーっと墓守りごっこ。墓石にいくら呟いても返事は勿論返ってこない。返ってきやしない。てめぇでなんとかするしかねぇか。やってもいいのかね。もう終わらせてしまってもいいか?
- 金曜はとりあえず寺散歩。紅葉狩りですな。時間と空間と感情を共有するだけで完全に満たされる。もうこれ以上いい事が起こらないんじゃないか?そんな心配すら、疑問すら入ってくる余地がない位の安息。人間×人間の化学反応は素晴らしいね。というか、俺の子守は彼女以外無理なんじゃないのか。もう既に子守状態。アホですまん。だが変わるつもりはない。
- そのままが一番良い。何もしない。何もすんな。性交だけが目的の恋愛なんて、もったいなさすぎる。そりゃないだろう。
- そんな確信たり得る安息に今はただ包まれています。柔らかい、ただただ優しい‥。
- 自分の音楽も、大嫌いだった音楽も、また違って見えてきた最近。やっぱ完璧じゃん。宅録環境を整備してカタチに残さないと。このまま死ぬのはやっぱまずい。世界、宇宙の損失だしな。