ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

振れ幅の大きい人

今朝は滅入って滅入ってしゃーなかった。
特に理由は無いけど、もう35歳を生き延びられないかなと思った。

 

朝から同期がポンコツなミスするし、
(現状把握してからこいやこいつアホンダラボケカス)
なんしかバタバタでイレギュラーな事ばかりあって、
スムーズに行かずに余計に鬱陶しくなってきてイライラしてた。

 

そしてふと思う。
「これ3つを全部同時並行で回してるのって、流石に忙しいよな」
と。

 

忙しくてきつくて当たり前と言う事に、
ある日ようやく気付くのである。
いつもこのパターン。

 

なんだ、この疲労感は、普通やん。
と。

 

ふつう、に安心する変人。

 

それでもなんかヒイヒイ言いながらやってて、
しんどいなあしんどいなあつってて。
もうアカンのかなと思ったけどね正直。

 

「定時後報告書かきかき頼むね~」
マジかよ(笑)。帰る気満々だったのに(笑)。

 

で、ゴリ押しで終わらせて、もうそれだけで定時で、
戻って書き始めたら、明日期限なのに抜けがありまくって(笑)。
やべえなっつって、久々の本気、無心で取り掛かって居た。
やればやる程活性化していく。あれ、なんかスッキリしてきた。
終わって上長にチェックを任せて去る頃にはすっかりなんか。
夕方が癒やしタイムなのかも知れないけど。

 

帰りは美しい月を見つめながら帰った。
俺やっぱ暇してたらダメな人なんだろうな。
なんとなく悟った一日だった。

 

上長は「管理不行き届きですまん!」つって
めっちゃ謝ってはったけど、
そんなんやってない俺もミスやし、
ええですそんなん、こっちもです、つって。
やりますやりますつって。やらな金にならんしね。

 

上長は結構俺の事褒めてくれる。
ちょっとアスペルガー寄りの人だけど、悪い人じゃ無い。
悪い人じゃ無いけどみんなに総スカン喰らう悪魔的に天才的な人格の持ち主。
でも別に全然悪い人じゃ無い。今まで見てきた人の中では相当マシな方(笑)。
俺がこっちに異動する時、みんな上長とうまくやれるかを心配してくれた(笑)。
今となっては同期の方がめんどくさい位。

 

自己評価のとても高い上長。抜けてるんやけどね(笑)。
多分自分が一番やと思ってはるから、あまり他人を褒めない。
そんな人が最近は、結構俺の事褒めてくれる。
現場では俺よりhopeちゃんの方が速いし正確やとか、
飲み会とかの人前でも結構褒めてくれる。
言われてる俺はぽかーんって感じなんだけどな(笑)。
すまんのう、実感が無くてよ。気持ちは分かるんやで?
つかまあ過去に遙かにもっと複雑な事やってたからさ。
昔取った何とやら、やわ。

 

過去は無駄じゃ無い
経験は無意味じゃ無い

 

掌の中にあるものを信じろ
信じるんだ

 

死にそうだった朝からスッキリする夜まで、
結構ややこしい一日だった。

 

今日も生き延びた。よし。

 

明日は給料日。ご褒美に市営ジムに行こう。
ジムにも満足に行けなかったここ最近。
あそぼう。

 

ドカタの時、自分のペースを取り戻すために
ジムに行こうとしてはコントロールされて否定されて
行く気力すら失って帰って寝るだけになってたあの頃。

 

もし俺が、ちゃんとしてたなら、
うまくやれてたのだろうか。

 

こういう考えは良くないのは分かっている。
生きるか死ぬかの日々で、精一杯だった。

 

過去を否定しないで良いと思うんです。
僕たちは目一杯やったんですよ。
目一杯以上、口一杯頭一杯、何か知らんけど(笑)。とにかく!

 

あの時あれ以上の事が出来たとは思えない。
相手の理想に落雁の様に押し込められ掛けて、
期待に応えたいけど俺はそういう人間じゃ無いから出来なくて、
また自分が嫌いになって。
自信を持てない様な関係は切るべきなのに、寂しくて。
誰にも言えない話を全部したから。

 

なんか、もっとお話し出来たら良かったなと思う。
自分の事を話すと、本当の自分を見せると、
みんなどこかへ行ってしまうから言えない。

 

見られている自分と本当の自分にそもそも齟齬がある。
見られている様に、そんな自信たっぷりじゃ無い。
自信なんかこれっぽっちも無い。あってたまるものか。
そういう経験をしてきた。何度も乗り越えようとしたが、無理だった。

 

「無理だった」と一言で綴る時の、激情よ。
ありとあらゆる激情が詰まっている。

 

結局は、自信を持てないならそう生きるしか無い。
弱いなら弱いなりに生きる術を身につければ良い。
運動が良いと聞けばやってみるし、何でもやってみた。
だからこそジムをサボると良くないのよね。
根幹が揺らぐから。でも出来なかった。あの時は辛かった。

 

つらかった。

 

やりたかったであろう事を始めても何もうまく行かなかったし、
最後の方は苦痛でしかなかった。

 

手足をもがれてしまった様な気持ち。
よくわかんないこんな気持ちを味わうハメになるなんてね。

 

でもとりあえず、今日はスッキリした。良かった。
謝ってくれたのと、褒めてくれたので。
あんまり実感も嬉しさもないんだけどね。

褒めて貰えたのを、きちんと受け取れたら良かったのになあ。

 

いつかお話出来たら良いな。無理だけどもう。
もっと腹を割ってきちんとお話出来たら良かった。
それが出来ない程の恐れを持つ前に、何か行動出来れば良かった。
悔やんでも悔やみきれないね。

今後どうしたらいいか、どうやって生きていけば良いか、
よくわからないな。
どうやってというか、何がしたいのかか。

 

まぁ、そういう事をいちいち考えないのが、
俺の良い所であり欠点なんだろう。

 

どうでもいいさな。

大好きな歌でしめよう。

 


久保田早紀 ♪異邦人♪

子供たちが空に向かい 両手をひろげ
鳥や雲や夢までも つかもうとしている
その姿は きのうまでの何も知らない私
あなたに この指が届くと信じていた

 

空と大地が ふれ合う彼方
過去からの旅人を 呼んでる道

 

あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっとふり向いてみただけの 異邦人

 

市場へ行く人の波に 身体を預け
石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう
祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき
私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝

 

時間旅行が 心の傷を
なぜかしら埋めてゆく不思議な道

 

サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き
あとは哀しみをもて余す 異邦人
あとは哀しみをもて余す 異邦人