ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 妹に「どっか行く?」って聞いたらブツブツ文句言いながら準備を始める。連れてけ。そういう事だ。やれやれ全く。
  • 高島屋で女の子が買うようなキャラ付きのシャープペンかボールペンかを買う。え、500円もするんすかこれ?俺のシャープペンなんか100円位っすよ?こんなぶっさいくなキャラ書くだけで値段が倍以上にハネあがるというこのオトナのカラクリ。
  • その後はサカエに行ってお茶を買って、ぶらぶら。ラウンド1で遊ぶ事にする。なんか昔、ゴリラの歯にボールを投げるゲームあったやん?今はアレのタッチパネル版があってですね、そういうので遊んだ。なんか知らない子が寄って来て、一生懸命説明してくれるので、ほぉー、そーかー、ほんじゃ君もボール投げなよー、とか言ってなんだかよく分かんないまま3人で遊ぶ。んでもってゲーセンに行ったらしょっちゅうやってるエアホッケーで妹と遊ぶ。反射神経を使う種目は苦手で、必死になってる。でもそこで手加減したら男が廃るってモンで、割と本気で集中打。勝負の世界は甘くない、というか最初に手加減し過ぎてて点数やり過ぎてたんでスコアでは負けた。ワンダータワーとハシゴして、クレーンゲームやったがサッパリ。今ドラゴンボールの悟空と仮面ライダーキバのデカいフィギュアがあって、狙ったんだがムリ。クレーンゲームサッパリ。
  • 家の近所のスーパーで妹の昼飯を買う。「何する?」って言って持ってきたのはラ王。高い奴わざわざ持ってくんなハゲ。
  • ええ子でお留守番させて、俺は紫蔵に向かう。結構待たされたがうまかった。平ザルがなんかハの字型に曲げられていて、茹で上げられた麺をそのハの字型の網に手首の振動で叩き付け、丁寧に丁寧に湯切りをしている。隣のテーブルの学生っぽい子が「こないだ家族で来た時、父親のビール(会計に)付け忘れてはったんすよー、これ、一緒でー」「すんません、おとおさんによろしくおねがいしますー」みたいなあったかいやりとりが近所っぽくて良かった。やっぱり店長さん一人でやってるらしく、結構大変そうだ。ラーメンしかメニューが無くとも、麺の固さ、醤油の量、脂の多さ、トッピングの多少とかをオーダー出来る仕組みなんで、結構、覚え辛そうだ。しかも経費節約か伝票を取ってないっぽいので余計にそう思う。でも2回行ったが、2回とも殆ど味のブレがない感じ。丁寧に仕事してはるなぁ〜とか、一人で10人程のオーダーをテキパキとこなす店長さんを見て、俺ここまで仕事頑張った事あったっけかなぁ〜、とか考えていた。あ、でも、あの機種やった時はキツかったのうとか一瞬思ったが喉元過ぎればなんとやらでスッカリ忘れちまったい。ンな事いちいち勲章みたいに覚えてられるかっての。脳内メモリは常に、しょーもないことでパンパンだ。
  • 秋野不矩展に行く。京都国立近代美術館。当たった。ここへ来て面白かったためしがないのだが、今回は当たった。ピンボケしてるような絵が、逆に鮮明でリアルだ。デカい建物を描く際には、敢えて全景を描かない事で額縁の外の「余白」を我々に想像させてくれる。つまり心の「余白」があるんだよな。んでもって更にそれによってデカい建物がより大きいのだな、と認識させてくれる。ただ、圧倒的にデカくてリアルなものがそこにある。それだけ。無茶苦茶リアルでスケールがデカい。これはみんな行っておくべきだと思うよ。来月頭で終わりだけど、多分もっかい位は行くと思う。平日の夜行きたいんだけど、今度の金曜日歓迎会だからなぁ。クソっ!いらんねんそんなん。まぁ折角やってくれるんだから拒否れんもんなぁ。だがしかし余生は有意義に過ごしたい、というのもある。ひっそりと、独りで、有意義に過ごそう。独りで美しいものを独り占めしてウハウハ言いながら棺桶に入ろう。そんなのも悪くない。

秋野不矩展

http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2008/363.html