ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

つまんねー、言ってる内が、言えてる内が華か。もう地団駄踏んでる歳でもない。風呂に浸かれば溜め息しか出ない。トイレに用も無く腰掛けてる時だけが解放された時間。誰にも何にも言わず、友達のフリをして。そのくせなにやらかまって欲しいような。さながら猫のような。くそぅ。何かしらかのアクションは取っているのに。足らないのか。どうすればいい。その日が来るまで絶えず己を磨き上げておく事しか出来ず。それを、お披露目してみたいんだよな。どうなるのかな、って。リアクションがあって、そこから始まる気がする。なんか知らんが、生きていて寂しい。どうにもならん。どうする事も出来ない。いつまで経っても無力なままで。もううんざりだ。このまま何も見出せないまま死ぬのか。光の無い暮らし。隙間から、差し込む光すらない暮らし。どうにもこうにも肩と気持ちが重くなっていく。ここは、どこだ。俺は、誰だ。ここはどこで俺は誰で俺には何が出来る。どれだけの力がある。何を為す。何を為せる。果てしない旅に出る事すら出来ずいつまでも玄関でウダウダやっている。そう、歩き出せてすらいないのだ。悲しみも、喜びも、怒りも、静けさも、ここには何も無い。ただ空虚なおもちゃと、虚無感だけが。悲しみを焼き尽くせるだけの炎と、喜びを実感出来る程の暮らしと、怒りを反芻し続けて死ぬる事が出来る位の退廃と。川に、小石を投げる事すら、俺には出来ない。歩いて、あの子の家まで行く事すら出来ない。星を探す事も出来ない。諦める事も出来ない。喜ぶ事も出来ない。素直になれない。燃やす事も出来ない。刃物で胸を貫き通す事も出来ない。忘れる事も出来ない。思い出す事も出来ない。楽しむ事が出来ない。あなたに声を掛ける事も出来ない。あなたの名前を思い出す事も出来ない。あなたの顔を思い出す事なんて出来やしない。あなたの笑顔を。狂おしい位に僕は空虚だ。空気だ。無だ。ゼロだ。現実感の無い暮らし。春は人を狂気に走らせる。一番暴力的な季節だ。下らない自分を、灰にまで焼き尽くす曲を書こう。怒りの炎で全てを焼き尽くすまで。果てる日まで、私は独りのままのような気がする。最近、それが、怖い。というか、いやだ。挑戦したい。何に。全てに於いて。永遠に拳で殴打し続けるようなものだ。ぐったりして、動かなくなるまで殴った時のような、それでもまだ止められない時のような。気に入らない。自分が。全て気に入らない。走り出す準備はとうに出来ている。既にクラウチングスタートの体勢に入っている。走らないのは、走れないのは。走り出す勇気が足りないからか。